Sabermetrics:セイバーメトリクス 出塁率着目 [非効率]犠牲バント 出塁率上位1番~9番年間135~180差 [四球率]一番打者最強説について

マネーボール

Ⅰ.バントという戦術 


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 野球にはバントという戦術がある。たとえば、ランナーが出塁。

 一塁にいるのだとして、バットをスイングせず、意識的に内野に転がすようにミートし、ランナーを次の塁へ進める戦術。もちろん、自らはアウトとなるので、犠牲バント という言い方もする。

 もちろん、そのようになるが、バントという戦術自体が、セイバーメトリクス的に効果的でないことが分かってきた。

 

バントとは、ピッチャーが投げるボールに対してバットを振らず、寝かせたバットにボールを当てて転がす打撃方法のことです。
高確率でボールを転がすことができ、安全にランナーを進められるメリットを持ちます。

【野球】バントの目的やメリットは?コツや守備シフトについても解説!

Sabermetrics:セイバーメトリクス

 Sabermetrics:セイバーメトリクスというものがある。

 オークランド・アスレチックスGMに就任したビリービーンを描いた作品「マネーボール」にも登場した、野球のものの考え方になる。

 貧乏球団がいかに勝利するかを追求した様子が描かれる。

 Sabermetrics:セイバーメトリクスをどのようなものかを簡単に説明すると、出塁率に着目し、選手を補強する。長打力、走力といった、派手な要素でなく、出塁率のみを見る。

 長打力、走力といった要素を内包した選手というものは、派手だし魅力的だから、多くの関係者が注目する。自然と人気が集まるから、価値が高騰してしまう。反面、出塁率に着目する関係者は多くなく、安く契約できる。コストを抑え、選手を多く獲得。出塁率順に、一番から九番まで機械的に並べる。

出塁率着目 高コストパフォーマンス

 打順が一つ繰り下がると、年間を通すと15~20打席前後少なくなる。

 一番と九番では135~180打席前後の差が開いてしまう。 そのような考えから、出塁率に着目し、一番から、機械的に並べることによって、効果的に勝利を得る事ができるといった考えになる。

 セイバーメトリクスに考え方の一つ。

 

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出塁率上位から1番9番比較135~180

 セイバーメトリクスの考え方の一つになるが、出塁率の高い順に上位から九番まで並べる。

  機械的に上位から、配置することにより効果的に勝利を収めることができるといった考え方。コストを抑え、出塁率のみに着眼したものになる。長打力、走力など派手な要素に注目が集まり、選手の価値が高騰する。そういった要素でなく、出塁率といった地味な要素に着目。

 コストを抑え、効果的に勝利することができるといった考え。コストパフォーマンスが高い、セイバーメトリクスの考え方。

 その中には、送りバントは効果的でないというものもある。

 初回にノーアウトでランナーを出したにもかかわらず、なぜ、犠牲バントといったことを行うのか。せっかく、出塁率の高い順で並べているにもかかわらず、送りバントで相手にアウトを一つ献上する必要もない。 

 前述の画像からも分かるように、一番から九番まで出塁率順に並べたにもかかわらず、たとえば、初回の攻撃で、ノーアウトランナー一塁の状態になったにもかかわらず、決まりきった犠牲バントという選択は、あまりにも、もったいないようにも感じるし、策がないようにも映る。工夫があってもよさそう。決まりきった犠牲バントというのは、見ているほうとしても退屈に映る。

Ⅱ.燃えろプロ野球!

1987年   [158万本]    ジャレコ!!

 犠牲バントの留飲を下げさせる狙いか。

 犠牲バントというのはセイバーメトリクスの観点から見ても得策でなく、試合観戦をしていても退屈。まるで、工夫もなく、想像力にかける。初回ノーアウトランナー一塁。決まって犠牲バンド。

 つまらない。

 見ていて、退屈になってしまう。工夫がほしい。犬の道は見ているのがしんどい。イシュー度を高める必要がありそう。何かをチャレンジする必要もある。たとえ、失敗したとしても、ノウハウの蓄積も見られるし、成功したらそれでいい。バントと決めつける必要もない。無条件でワンアウトくれてやるなど愚策も愚策。特に初回は、立ち上がりということもあって、制球も定まっていないことも多く、せっかく、ノーアウトランナー一塁の状況をつくったにもかかわらず、続く二番打者が、バントの姿勢。ダメだこりゃ。決まりきった型。昭和スタイル。

 目も当てられない。

[犠牲バントの留飲下げ] ホームラン

 そんな声にお応えして、発売されることになった、ジャレコさんから発売された、燃えろプロ野球!

 158万本もの売り上げあったようだ。

 1987年の作品になっているようで、バントでホームランが打てると話題になったようだ。実際に自分もプレイしており、ご近所のこと、バントホームラン大会もたびたび開くことができたようです。ありがとうございました。

 ジャレコ!

 


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『燃えろ!!プロ野球』(もえろ プロやきゅう)は、1987年6月26日に日本のジャレコより発売されたファミリーコンピュータ用野球ゲーム。通称燃えプロ。北米では『Bases Loaded』のタイトルで発売された。

日本国内版は日本プロ野球を題材にしている。それまでにファミリーコンピュータにて発売された任天堂の『ベースボール』(1983年)や、当時ライバルだったナムコの『プロ野球ファミリースタジアム』(1986年)等と異なり、投手後方からのアングルによる視点でのゲームとなっている。

https://ja.wikipedia.org/wiki/燃えろ!!プロ野球