Geopolitics:地政学 大陸、海洋国家に挟まれ半島の国は紛争が多い 対象の心を知ることにより想いをともにする
シナイ半島
Geopolitics:地政学
地政学について、少しだけ興味があったようで、そういった類の本を読んだことがあったようです。どうやら、半島のような地形が高リスクらしく、大陸側の大国と海洋国家にはさまれ、大変らしい。
朝鮮半島もそこに属すと考えられることから、そういった半島で暮らす人々に想いを馳せる際に、参考になるかもしれません。
他にもバルカン半島などもたびたび、大戦のきっかけになっており、半島のまわりの国々も含め大局的な視座を持つ必要もありそうです。
アラブとイスラエル パレスチナ問題の構図 (講談社現代新書)
- 作者:高橋 和夫
- 発売日: 1992/01/16
- メディア: 新書
半島は紛争が多い「大陸 海洋国家に挟まれ」
下記画像などでも確認できるように、シナイ半島も地裁学リスクが高いらしく、長年にわたって紛争などが起こっている様子。
直にどうにかすることは難しいかも知れませんが、知ることで、そこで暮らす人の想いを少しでも知ることが出来るようになるはず。なるだけ、理解を深めたいと考えております。
シナイ半島の位置
シナイ半島(シナイはんとう、ヘブライ語: חצי האי סיני Chetzi HaYi Sinai アラビア語: شبه جزيرة سيناء Shibh Jazīrat Sīnā')は、西アジアのアラビア半島とアフリカ大陸北東部の間にある半島。スエズ運河が開鑿前は、アフリカ大陸とユーラシア大陸を繋ぐ地峡であった。北は地中海、南は紅海、東はアカバ湾、西はスエズ湾にそれぞれ面している。南へ向けた三角形の形状をしており、南端にはムハンマド岬。南部にはシナイ山がある。
行政上はエジプト・アラブ共和国の北シナイ県と南シナイ県にあたる。2013年の人口は59万2222人[1]。住民の多くはベドウィンである。南シナイ県は紅海とアカバ湾にはさまれた三角形で、沿岸地方で観光開発が行われ、外国人観光客が訪れる高級リゾート地がある。また、紅海は美しいダイビングスポットとして知られる。北シナイ県は西にスエズ運河、東にはイスラエルに面し、北東端でパレスチナ自治区(パレスチナ国)ガザ地区と接する。
- 作者:洋, 大隅
- 発売日: 2020/03/06
- メディア: 新書
Sea Lines of Communication
シーレーン防衛にも関わるからイメージ…
シーレーン SLOCs (Sea Lines of Communication)というワードが気になり、調べてみたところ、日本にとって非常に重要ということが分かった。
通商上・戦略上、重要な価値を有し、有事の際、確保すべき海上交通路のことということになるが、日本は四方を海で囲まれ、海上交通路をいかに確保するかが重要なことがらになるのだろうし、その為のなにか考えなければならないはず。
シーレーンとは、一国の通商上・戦略上、重要な価値を有し、有事に際して確保すべき海上交通路のことである。英語の類義語はSLOCs(Sea Lines of Communication)である[1]。
元々、海の上にきまった通航路があるわけではなく、航海が一般化するにつれて、ほぼ一定した航路のようなものが自然に形成されるようになり、そうした海上交通ルートを陸上の小途になぞらえたものがシーレーンである。また、シーレーン防衛上、その要衝となる地点をチョークポイントという。
海洋国家にとって、シーレーンの安全保障は最重要課題であり、また交易国との経済交流は相互の経済発展において不可欠である。物品の輸送路というだけではなく、シーレーンは近代から海底ケーブル網の基幹をなしており、商用・公用の両面で国際通信の要である。
仮想敵国をイメージ "シーレーンを封鎖"
下記画像からも確認できるが、石油が中東からタンカーで、安定的に運ばれてくることにより、日本のエネルギー問題というものがクリアできている事もイメージできる。
エネルギー自給率5%の日本が、いかに生き残るかを考えると、シーレーン防衛というものを考える必要は自然と出てくる。
もちろん、そのようになるけれども、仮想敵国のような国も同様に考えており、シーレーンを封鎖するあり方を探っているとみていい。もし、封鎖されると、備蓄の関係から、200日程度で日本は干からびてしまうことから、いかに、シーレーン確保するかも考える必要がある。
日本
食料自給率カロリーベース37%
エネルギー自給率5%
戦争論:クラウゼヴィッツ
SLOCsをどのように防衛していくか考える
“シーレーン”をいかに確保するかが重要なのだとして、有事の際、どういったもので日本近海を守っていくのだろうか。そういったことも真面目に考えなければならないのだろうか。
憲法9条も同様にそうなのだろう。
海上自衛隊の潜水艦の性能が良いと聞いたことがあり、興味があります。機会がありました勉強して行きたいと考えております。
外交の延長線上に選択肢の一つとして 戦争
外交の延長線上に選択肢としての戦争がある。
外交を重ねても、解決することもなく、立ち行かなくなった際、選択肢としして、武力行使がある。もちろん、なるだけ、戦争は避けたいことから、近隣国々がどのような文化を有しているかを知ることも続ける。繰り返し、行うことによって、理解も深まり、コミュニケーションを行う際も円滑に進めることができる。
外交。
シーレーン近海にある国々の心を知る 必要
シーレーン近海にある国々の文化を知ることを続けていく事が、よさそう。
上記、画像からも確認できるように、多くの国々の近海を通過している事も確認できる。なるだけ、そういった国々ともめ事をつくりださないだけでも、だいぶん違うだろうと考えております。
たとえば、UAE、競馬の祭典ドバイワールドカップが催され、盛り上がりを見せているようです。ほかにも、バーレーン、シンガポールでも、F1グランプリが開催され、こちらも注目度が高いようです。
- 作者:柿谷哲也
- 発売日: 2019/08/29
- メディア: Kindle版